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KSC:日本の静止衛星中継 [番組紹介]

2012年1月17日夜 Ust倉敷科学センターチャンネルにてLive配信された映像
※出現時の衛星位置情報は、Satellite Tracker 3D にて検索致しました。
※暗い衛星は見辛い場合があります。その場合は、元サイトか全画面表示でご覧下さい。

倉敷科学センター
ETS-VIII 技術試験衛星VIII型「きく8号」
 出現時間:20時58分46秒 オリオン大星雲上部のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.22° 東経145.81° 高度35800.42km付近
MTSAT-2 運輸多目的衛星新2号「ひまわり7号」
 出現時間:21時02分04秒 オリオン大星雲下部のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.04° 東経145.09° 高度35790.48km付近
MBSAT 日本・韓国モバイル放送衛星「MBSAT」
 出現時間:21時06分38秒 オリオン大星雲下部のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.01° 東経144.04° 高度35794.22km付近
SUPERBIRD-7 通信衛星「スーパーバードC2」
 出現時間:21時07分08秒 上記MBSATとほぼ同ライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.03° 東経143.91° 高度35791.74km付近
WINDS 超高速インターネット衛星「きずな」
 出現時間:21時11分24秒 画面右からオリオン大星雲下部のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.03° 東経142.96° 高度35800.38km付近
・INTELSAT-4 アメリカ通信衛星「インテルサット4」 ※廃棄衛星だった模様
 出現時間:21時21分05秒 オリオン大星雲上部のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.24° 東経140.89° 高度36725.42km付近(墓場軌道
MTSAT-1R 運輸多目的衛星新1号「ひまわり6号」
 出現時間:21時24分59秒 オリオン大星雲下部のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.00° 東経140.01° 高度35787.57km付近
・EXPRESS AM-3 ロシア通信衛星「エクスプレスAM3」
 出現時間:21時25分08秒 上記MTSAT-1Rのすぐ右下
 同時刻の衛星位置:南緯0.03° 東経139.98° 高度35793.03km付近
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倉敷科学センター
・CHINASAT-9 中国通信衛星「中星9号」 ※紹介は無かったものの位置関係的にこれ?
 出現時間:録画映像冒頭から オリオン大星雲中央のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.02° 東経92.26° 高度35803.35km付近
・MEASAT-3.. マレーシア通信衛星「ミーサット3」
 出現時間:1時03分03秒 オリオン大星雲中央のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.03° 東経91.52° 高度35791.23km付近
・MEASAT-3A マレーシア通信衛星「ミーサット3A」
 出現時間:1時03分10秒 上記MEASAT-3のすぐ右下
 同時刻の衛星位置:北緯0.01° 東経91.45° 高度35801.34km付近
DRTS データ中継技術衛星「こだま」
 出現時間:1時06分28秒 画面右明彩度バーの上のライン ※かなり暗いです
 同時刻の衛星位置:北緯0.23° 東経90.74° 高度35794.98km付近
・YAMAL201 ロシア通信衛星「ヤマル201」
 出現時間:1時09分51秒 オリオン大星雲中央のライン
 同時刻の衛星位置:北緯0.01° 東経90.01° 高度35799.59km付近

余談
 赤道上空約3万6千kmで地球の自転と同じ周期で公転しており、
 地上からは見かけ上空のほぼ一点に留まって見えるはずの静止衛星たちが
 これらの動画では何故右から左へ移動して見えるのか…。
 答えは至って簡単、映像を撮影しているカメラが移動しているのです。

 本来太陽や月と云った夜空の星々たちを地上の観測者がみた場合
 地球の自転等の影響で見かけ上東から西へと
 天体の方が移動して行くかの様に見えるはずですが、
 この映像のオリオン大星雲は画面中央でほぼ止まった状態になっています。

 撮影者は、オリオン大星雲を画面中央に収める様に自動追尾している訳です。

 そしてこのオリオン大星雲は地球の赤道面を天球(上空)に延長していった
 「天の赤道」付近に存在するする天体であり、
 地球とオリオン大星雲の途中には静止衛星が漂う静止軌道が存在しています。

 つまり見かけ上東から西に向かって移動しているオリオン大星雲を
 地上の一点から観測しているエリア(視野)に、
 見かけ上空の一点で止まっている静止衛星たちが飛び込んできた訳です。

 一点に留まった観測者が移動している観測対象を観察しているさなか
 止まっている別の対象がそれらの間に差しかかった場合、
 観測者からは本来止まっている対象が動いているかの様に見えてしまう。
 ある種の「錯覚」現象になりますね?
 そういう訳で相対的に静止衛星たちの方が、
 西から東に向けて移動しているかの様に見えている訳です。

 果たしてこれでご理解頂けたのだろうか…、説明が説明になって無いかも?(汗)
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