Diary：11年間ありがとう さようなら

ほぼ確定・・・＜挨拶

　2000年頃に最初のノートPCを購入してから約11年間、
　代を重ねながら愛用してきたソフトと遂にお別れの時が来たようです。

　その名は、Trend Micro社の『 ウイルスバスター 』…。

　皆さんご存知、日本で一大勢力を誇るセキュリティ対策ソフトです。

　性能面を揶揄されがちな当ソフトですが操作面の使いやすさと
　何かと汎用性が効く等で課金し続けてきました…が、
　それもどうやら今期限りで終了・さよならと相成りそうでございます。

　その原因は、昨年登場したウイルスバスター2011 クラウド…。

　それまでウイルスバスターは、「動作が重い」と不評のソフトでした。
　それを改善する為に大幅な仕様変更を施したのですが、
　これが一般受けは良いもののセキュリティ関係に詳しい方には大不評。

　詳細は検索等で調べて頂ければボロボロ出てくると思いますが、
　大きく２点。

　不評 その１
　ウイルス定義ファイルの大半をインターネット上(クラウド)に置き
　定義ファイルの肥大化による悪影響の改善を狙ったものの、
　実際はサーバへのアクセスがユーザーの回線速度に依存する為
　場合によっては逆効果を生んでいる。
　また、その性格上オフライン作業では完全なウイルススキャンが出来ない。

　不評 その２
　同じく重さの要因になっていた独自のファイアウォール機能を廃止、
　Windows標準搭載のファイアウォールを補助する事でお茶を濁している。
　これは厳密な意味ではファイアウォール機能未搭載とも云える、
　酷な言い方をすると「総合セキュリティソフト」と言う名目は詐欺かも？

　特に独自ファイアウォールの廃止は、使用を躊躇してしまうものでした。

　OSがＶｉｓｔａ以降の場合はそれなりの効果があるとの声も見受けますが、
　残念ながら利用しているPCは皆 Windows XP。

　そもそもWindowsファイアウォールで満足している人は、
　独自ファイアウォール付きの総合セキュリティソフトは買いませんよね？

　そんな訳で旧版のウイルスバスター2010を使いつつ、
　次期バージョン(2012)の情報が出てくるのを待っていた訳ですが…。

　価格.com - 『ウイルスバスター2012もファイアウォールは付いていない』

　はい、終了。
　しかもウイルスバスター2010のサポートも、今年いっぱいです。
　参考：ウイルスバスターサポート終了情報

　こう云うユーザーの声も少なからずあるので仕様の再考をと、
　何度か要望も出していたのですが仕方がありません。
　
　10ヶ月分の権利を、さくっと放棄する事になってしまいますが…；´д｀)
　さて、本格的に乗り換え先を考えなければなりません。

　カスペルスキーで３台まではフォロー出来るのですが…あと１台、
　時折セキュリティ対策ソフトと大喧嘩するPangYa用PCをどうするか…
　最有力候補はノートン先生なんですがねぇ～。

タグ：ウイルスバスター カスペルスキー ノートン PC セキュリティ